脱毛で起こる毛嚢炎の予防と対策方法!
「脱毛するとニキビができてしまうらしい・・・」
なんて噂を聞いたことはないでしょうか?
脱毛後に毛穴がプツプツになってしまう症状がありますが、ニキビではなく「毛嚢炎(もうのうえん)」という炎症が起きているのです。
では、この毛嚢炎ができてしまう原因は何でしょうか?予防と対策方法をまとめてみました!
毛嚢炎ってどうしてできるの?
毛嚢炎は、毛穴の奥にあって毛根を包んでいる毛包(もうほう)という部分に「黄色ブドウ球菌」や「表皮ブドウ球菌」の細菌が入り込んだことによって起きる炎症です。毛包炎とも呼ばれています。
細菌感染症の一種ですが、人から人へ感染するようなことはありません。
毛嚢炎ができる主な原因は、
- 肌が不衛生な状態
- 免疫力が低下している
- 毛包がダメージを受けた
毛包がダメージを受けたときに起こりやすいので、脱毛照射時に限らず脱毛前のシェービングによって肌が傷ついて起こしてしまう場合もあります。
また、体調が悪い時は肌トラブルを起こしやすいので、もしその時に予約を入れていたら、キャンセルをするか、いつもより低いパワーで様子を見ながら照射してもらうようにしてください。
毛嚢炎のできやすい部位
毛嚢炎はできない部位とできやすい部位があります。
「太い毛」と「汗をかきやすく蒸れる部位」ができやすいです。
【毛嚢炎ができやすい部位】
- ヒゲ
- 陰部(特にI・Oライン)
- 脇
ヒゲは毛が太いので起こりやすく、陰部と脇は蒸れやすく雑菌が繁殖しやすい部位だからです。
この部位の脱毛をしている方は正しいお手入れをして、毛嚢炎を予防しましょう!
毛嚢炎の予防と対策方法
脱毛は光やレーザーを照射して、熱エネルギーによって毛根組織を刺激して脱毛するので、毛根組織と肌へのダメージは少なからずかかってしまいます。
そのため、毛嚢炎は誰にでも起こるリスクです。
予防策として脱毛期間中気を付けておきたいことは、
- 清潔にするように心がけること
- 脱毛箇所は刺激しないで、入浴中も泡で優しく洗う
- 保湿をしっかりすること
清潔にするのはもちろんですが、普段使っているカミソリやシェーバーのお手入れもしっかりして雑菌が繁殖しないように気を付けてください(^^)
毛嚢炎の治療方法
もし、毛嚢炎ができてしまったらすぐに脱毛サロンやクリニックに連絡をして対処してもらいましょう。
クリニックの場合は医療機関ですのですぐに薬を処方してもらえます。
サロンの場合は提携している病院を紹介されたり、治療費を負担してくれることもあるので、自己判断せずにまずは連絡しましょう。
自分で潰すのだけは絶対にやめましょう!適切な処置をすればキレイに治ります!